教養とは
みなさん、教養ってどんなものかご存じですか?
僕がこの“教養”という言葉を初めて知ったのは小学生のころ
児童文学『ルドルフとイッパイアッテナ』(著:斉藤洋/講談社)という作品でした。
児童文学の名作なので、もしご存じない方はぜひ読んでみてください♪
この作品の中で、登場する猫がこのような会話をしています。
いまどき迷信なんて信じているのは、教養のない証拠だ。
キョウヨウってなんのこと?
そういうのが分からないことを“教養がない”っていうんだよ。
教養の概念の説明には全くなっていないのですが、教養のことを端的に表していて、なんだか妙に納得感がある表現ですよね笑
Wikipediaには、
「一般に、独立した人間が持っているべきと考えられる一定レベルの様々な分野にわたる知識や常識と、古典文学や芸術など質の高い文化に対する幅広い造詣が、品位や人格および、物事に対する理解力や創造力に結びついている状態を指す。」
(出典:wikipedia)
という記載があります。
大学ではリベラルアーツなんて言い方をしていますね。
少し難しそうに感じるかもしれませんし、この“教養”という言葉は人によって、とらえ方や定義が異なってくると思います。
そこで本ブログでは、
【教養】=人生を前向きに、そして豊かにするための幅広い知識や考え方
と定義して、皆さんに歴史・文学・政治・社会・科学など様々なことをお伝えしていこうと思います。
まずは専門的なことは抜きにして、単純に「面白そう」「もっと詳しくしりたい」「趣味にしていきたい」と思えるような知識の入口、“窓”を開いていきたいと思っています。
教養を身に着けるメリット
- 初対面の人とも会話に困らなくなる
- 趣味の幅が広がる
- 人生が豊かになる
1.初対面の人とも会話が困らなくなる
社会人になると、年齢も出身も経験も全く異なる人たちとたくさん関わることとなります。
僕自身、実は昔から人見知りで初対面の人と会話をすることがとても苦手なほうでした。
しかし、教養を身に着けていくことで相手と共通の話題が簡単に見つかるようになり、相手の興味がありそうな話についていくだけで自然と会話が弾むようになります。
専門的であったりマニアックな知識は必要ありません。話題に関する概略がつかめていればあとは相手に主導権を渡しながら、気になったとこだけ質問すればOKです。
大切なのは知識の深さよりも広さです。
2.趣味の幅が広がる
教養を身に着けていくと、自然ともっと知りたいという欲求、好奇心が出てきます。
もちろんあまり興味がわかない分野もあるとは思いますが、興味がある分野はぜひ自分でも詳しく調べたり、実践してみたりしてください。新たな趣味がみつかるはずです。
趣味の広がりはあなたを今まで行ったことのない場所へ連れていき、会ったことのない人に会うのきっかけになります。
3.人生が豊かになる
前述の通り、教養を身に着けることで多くの人と会ったり多くの場所に行くきっかけになります。
そもそも未知の物事を知るということそのものが楽しく感じるようになります。
人が豊かさを感じる基準は、人それぞれだと思います。
たくさんのお金や物に囲まれて生活することこそ豊かさだと考えている人もいるでしょう。
しかし教養を身に着けたくさんの価値観に触れることで、物質的な豊かさよりも精神的な豊かさが人生において大切だと気付くはずです。
その真の豊かさは、いつどんな場所でも人生を前向きにしてくれるはずです。
注意点
- 全く興味がない分野でもまずは触れてみる
- 身に着けた知識をいたずらにひけらかしたり、それでマウントをとったりしない
- 情報は一つのソースに偏らず、いろいろな媒体や資料から得るようにする
まとめ
教養とは、幅広い分野の知識や考え方を正しく身に着けることであり、多くの場所に行き、多くの人と出会うきっかけになります。
それは物質的ではない、人生の豊かさに繋がっていきます。
ぜひこの記事をきっかけに、皆さんも教養を少しずつ身に着けていきましょう!
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